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今日は朝から調子がくるう。
決してエイプリルフールでも無いと言うのに、信じられないことが起きた。
朝、まずは仰天するメールで起こされる。
コレが根本的な原因なのだけれども、困る、と言うわけでは無いけれど、嬉しい、と言うわけでも無い。
まだ、信じられない、と言う状態だ。
そして、びっくりして無駄な時間を使ってしまい、急いでセーラー服に着替え、あわてて家を出て、走って行き電車に飛び乗る。
そして今、更に驚いている。
目の前に、そのメールの相手が乗っているのだ。
話かけるのも、なにかきまずい気がして、でも話し掛けないのも変だと思いながらも、
きずいていない、と言うような顔で、反対の方向を向く。
きずかないでくれ、と祈るが、神様はそんな小さな願は聞いてくれるはずも無く。
「ぁ、おはよ。今日のメール、見てくれた?」
見てなければ、こんなに焦りませんて。
しかし、言葉も無く、何か恥かしい気もするので声が出ない。
「、、ぅん」
やっと出た言葉も、かすれるような位しかっでず、聞こえているかどうかさえも分からないくらいだ。
長い間あるいている。
もう、学校の中に入り、教室が目の前だ。
ずっと無言で、会話なんて成り立たなかった。
同じクラスなので、一緒にクラスに入る。
小さく挨拶し、自分の席につく。
すると、隣の席の友人が。一緒に登校して来たこととかについて聞いてきた。
「電車で一緒に来ただけ、、」
とだけ、言って、机にたれる。
体調のこととかきいてくるが、アレだけ緊張すれば、誰だって疲れるともう。
たれながら、聞き流していると、いつもよりおとなしいね、、とか言われた。
いつも私暴れるやつだっけ?と疑問におもったけど、疲れの方が激しいので、
とりあえず寝ることにした。
放課後、特に部活にも入って無いので、寝癖のついてしまった髪の毛を手串で溶かしながら、ボーっとしつつ帰ろうとすると。
「一緒に、かえらない?」
と、メールの彼から話し掛けてきた。
普段、たまに話したりするけど、親しいわけでもなかった。
私は彼に対して意識はしていなかったのだけど、コンナことになったので、
意識したくなくても意識してしまう。
結局、断る言葉が出てこなかったので一緒に帰っている。
しかし、私のどこが好きになったのだろう
そう、ふと、疑問に思い、聞いてみる。
彼の返答は
「どこに惹かれるっていうか、明るくて、楽しそうなとこかな?」
疑問系をつけられても、、
ちょっとからかうつもりで、言葉を言おうとした瞬間、
「でも、実はこうやって、一緒にいたいだけなのかもね」
結構恥かしい言葉を平然といってくれたりする。
「付き合うって言う感じじゃなくてさ、一緒に入れる時間がほしいってことなんだ。
堅苦しくなく、友達みたいな、、、、でも友達よりも上の、そんな関係になりたいんだ」
メールと、言っていることは違うけど、意味は同じ、、、なのカナ。
そんなにおもってくれるなら、私の気持ちは決まっている。
でも、ソレで私が答えたら、負けてるようなきがして、そして少し空気に負けて言って見る。
「メールの内容、私にもう一度だけ言って」
彼は何度もためらいながら
立ち止まり
そして
ゆっくりと
「あなたの事が、好きです!」
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